慢性疲労症候群

光療法推進委員会

慢性疲労症候群

ここで説明する慢性疲労症候群は、一般に大人の場合で、症状は類似していても子供の場合と事情が少々異なります。大人の場合でも、慢性疲労症候群の情報は非常に少なく、まだ十分に解明されていない疾患です。

この病気を専門に扱っている医師も希で、十分な質と量の研究が積み上がっておらず、まだまだ課題が多いのが現状のようです。、そのため、この病気の定義もまだまだ曖昧な部分が多く、専門家によりそれが異なる事ともあり、したがって、有病率などの統計についても一致しないのが現状のようです。

参考のため、いくつかのサイトを紹介しておきます。

慢性疲労症候群の症状

慢性疲労症候群の症状は、これといった心理的および身体的原因が明確でなく、神経、筋肉等の身体的な障害もないにもかかわらず、著しい倦怠感や疲労感を長期にわたって持続します。

特長は、この疲労感が休息によっても改善しないことで、これが一般の疲れと大きく異なる点です。休んでも休んでも疲労しているという状態です。その他、多くの症例で、リンパ節の腫大、微熱やのどの痛み、頭痛、関節痛、筋肉痛、睡眠障害、記憶障害、集中力低下などを伴います。このような症状が、急に現れて長期にわたり持続することになります。

診断は厚生労働省の診断基準に基づいて行いますが、なにしろ、定義がまだまだハッキリしていないので、正確な診断には困難を伴います。この症状や検査結果がでればこの症候群であるといった診断をすることが出来ません。

したがって、典型的な症状を把握した上で、他の考えられる病気を除外していく除外診断という方法をとります。男性より女性に多い傾向があり、20歳代から40歳代で発症する場合が多いと言われています。

病気の原因については多くの説がありますが、ウイルス感染、アレルギー、免疫学的異常、心理学的要因などが複雑に絡み合っているようで、これといった決めてとなる原因は現状ではハッキリしていないようです。

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