東北の冬季うつ病の事例

光療法推進委員会

東北の冬季うつ病の事例

この方は、典型的な冬季うつ病の症状を示しており、転居を多く繰り返して症状の変化が読み取れ大変貴重な体験談です。私のコメントを追加して紹介させていただきます。

秋田県在住、女性。重度の冬季うつ病。通院有り、抗うつ剤使用。


  • 秋田県生れ。
  • 北海道に引越す。16歳当時から発症し、その後毎年冬になるとうつ気分に悩み、夏になると回復。
  • その後東京に引越す。いつのまにか冬のうつ気分が殆ど気にならなくなる。
  • 秋田県に戻ってくる。再度発症し、症状は年々悪化をたどる。

このような経緯をたどった結果、日照時間と気分変動の関連性に気付き、最終的に光療法にたどり着き、見事に改善効果を上げています。

主な症状は下記のもので、典型的な冬季うつ病の症状に合致しています。

  • 冬になると憂鬱になる
  • 動きが緩慢になる
  • 集中力が低下する
  • 泣きたくなったり死にたくなったりする
  • 動けなくなったり、寝たきりになったりする。
  • 感情が鈍麻して反応しなくなる
  • 対人関係が過敏になる。
  • 過食になり体重が増加する。
  • 過眠でずっと眠る。

研究熱心な方で、光療法を行う時間をいろいろ変えてみたそうですが、
午前中でも午後でも、効果に大差はなかったそうです。

実際、光療法を行ってからは、抗うつ剤を最大量服用していた時よりも、
はるかに体が良く動き、普通に笑ったり話したり出来るようになったのが
驚きでした。抗うつ剤では考えられないことです。

今までは、仕事に行くのがやっと、休日は部屋に引きこもって
家族と顔を合わせることも辛く、ただ泣いたり寝ているばかりでしたので、
劇的に生活が変わったわけです。結果的に、抗うつ剤も中止しました。
これまででは考えられないことです。

ここから先は、注意深いコメントです。光療法は、自律神経系に良い影響を
与える効果があることは研究結果で明らかなのですが、この方の場合、
その効果も顕著に表れています。

また、光を浴びてしばらく経つと、血行がよくなってきて、いつも
冷たかったつま先がポカポカ暖かくなってきたり、軽い動悸がしてきたり
するのですが、これ自体、光が交感神経・副交感神経などに直接働きかけて
いる証拠みたいです(主治医談)。

しかし、この方は、かなり重度の冬季うつ病のようで、下記のようにも
コメントされており、また、冬季うつ病以外の症状に関しても触れて
おられます。

ただ、毎年どん底を経験する「1月下旬~2月上旬」はやはり光だけでは
足りず、結局抗うつ剤を併用しました。それでも例年の量の半分程度で
済みました。

あと、女性特有の症状ということで、私の場合は冬になるといつもより
生理前のイライラやうつがひどくなるのですが今季は例年よりもかなり
楽になりました。

ちなみに、光療法のおかげで日照時間はクリアできたのですが、
やっぱり秋田県は雪が降るのと、気温が低くなる(氷点下)ので、
私の場合に限っては、寒いと効きが悪くなります。でも、トータルでの
効果は期待以上で、本当に大満足しています。

そんな訳で、主治医も私の今季の変化にはものすごく驚いた様子でした。

また、次のようにも述べられているいます。

秋田県出身で有りながら、秋田県に戻ってきて来て痛感するんですが、
精神科や精神疾患に対する偏見がかなり大きいと感じること... ちょっとした
不眠や憂鬱感も、「気のせい」とか「病院に行くほどではない」というふうに
あしらわれている人が結構多い感じがします。

秋田県特有の事では無いことは間違いありませんが、都市圏に比べて
地方ではこの傾向があることを私も少々感じています。
また、その地方で生まれ育った方は、そうゆうものだと思い込んでいる
可能性を本文中で紹介させていただいています。

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