不眠:中学・高校生の23%、成人を上回る

光療法推進委員会

不眠:中学・高校生の23%、成人を上回る

6月30日の新聞に、「不眠で悩む中学・高校生が4人に1人」という衝撃的なニュースが掲載されました(下記)。

毎日新聞 2006年6月30日 東京朝刊

不眠:中学・高校生の23%、成人を上回る--日大医学部、10万人調査

中学・高校生の4人に1人が不眠を訴えていることが、日本大医学部の兼板佳孝助手(公衆衛生学)らの研究で分かった。10万人規模の調査で思春期の子どもの不眠の実態が明らかになるのは初めてで、不眠の割合は大人を上回った。大津市で開催中の日本睡眠学会学術集会で30日発表する。04年12月~05年1月に、全国の中学131校、高校109校を無作為に抽出し、在校生に睡眠状況や生活習慣、精神的健康度を質問した。回収数は約10万人(回収率64・8%)。

不眠としたのは(1)なかなか寝付けない「入眠障害」(2)夜中に目が覚める「夜間覚醒(かくせい)」(3)朝早く目覚めて再び眠るのが難しい「早朝覚醒」--のうち一つ以上が当てはまった場合。その結果、不眠の割合は23・5%で、成人3030人を対象にした調査(1997年)の21・4%を上回った。入眠障害は14・8%で、成人の8・3%より6・5ポイントも高い。逆に、夜間覚醒は11・3%(成人15%)、早朝覚醒は5・5%(同8%)で、成人より低かった。
【根本毅】

毎日新聞 2006年6月30日 東京朝刊

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