光療法はこんな症状の方に
高照度光療法の原理は、人のもつ生体リズムを整えることにあります。その結果、睡眠リズムの狂い(概日リズム睡眠障害)、睡眠の質、自律神経系への影響があることが知られています。つまり、自律神経まで影響を与えるということは、その治療効果の範囲がひじょうに広いことを意味しています。人間のもつ原始の生活リズムを呼び戻すわけですから、自然治癒力を引き出す治療法であるといえるのではないでしょうか。
さて、適応疾患についてまとめてみました。一言で睡眠障害と言ってしまうとかなりの部分が含まれてしまうので、世間一般で言われている言葉や症状で表現しました。したがって、医学的には内容が重複していたり分類方法に一貫性がありません。しかし、この方が一般人にはわかりやすく、このサイトの目的に合致するという判断で、敢えてこのような分類としています。
まず最初に、ここで一般向けの概要を説明しております。そして、そこから文献等の詳細情報にも飛べるようにして、段階的に理解を深められるように構成しています。
光療法の適用例
このほかにも、「睡眠障害対策の広がり」や「NHK他のメディア」のページから、下記のような二次的な疾患等々に発展する可能性があることが、国や専門家の方から指摘されています。まさに、睡眠は生活の基本、生体リズムが崩れると、末恐ろしいことになることが理解できます。
様々な症状 | 関連ページ |
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睡眠障害と生活習慣病との相関 出展: 兼板佳孝博士 (日本大学医学部社会医学講座) |
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NHK 「クローズアップ現代」 2005年1月5日 「子どもの睡眠が危ない」 |
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NHK 「10min.ボックス」 2007年第5回 「睡眠不足の危険知っていますか?」 |
NHK 「ためしてガッテン」 2006年4月26日 「体内時計の新改善術」 |