NHK 「クローズアップ現代」 2005年1月5日 「子どもの睡眠が危ない」
この番組は大変反響が大きく、急遽、追補番組が組まれることになったほどです。タイトルは同じで、~いま大人にできること~と副題が付いています。
NHK 「クローズアップ現代」 2005年1月5日 「子どもの睡眠が危ない」
NHK 「クローズアップ現代」 2006年2月3日 「子どもの睡眠が危ない」~いま大人にできること~
要約すると、24時間社会となった現代社会は、子供の夜型化を引き起こし、睡眠障害を引き起こしています。その結果、子供の生体リズムが乱れ初め、結果として単に睡眠の問題に限らず、最近増えてきたとされる「きれる子ども」や「不登校児」との相関があることが、最新の研究で明らかになってきたそうです。まさに、信じられないような事実をわれわれ大人は突きつけられたわけです。
また、第二弾の~いま大人にできること~では、特に4歳までの脳の発達時期が重要で、それまでにどうしたら正しい睡眠覚醒リズムを作ることができるのかを議論しています。「夜早く、規則正しく寝させ」「昼間、光を浴び、運動させ」て、睡眠覚醒リズムを作ろうとする親と保育所共同の取り組みなどを紹介されています。
ゲストについて
- 瀬川小児神経学クリニック 瀬川昌也院長
東京都千代田区神田駿河台2-8 電話03-3294-0371(代) - 三角形の模写で、子どもの睡眠と認知力について調査している、保育学の専門家
聖徳大学 短期大学部保育科 鈴木みゆき助教授
松戸市岩瀬550 電話047-365-1111(代) - 不登校の子どもなどの睡眠障害を光を利用した「高照度光療法」で治療している小児科の医師 熊本大学医学部 三池輝久教授
熊本市本荘1-1-1 電話096-373-5195コメント: 珍しくNHK番組の中で光療法という言葉が使われています。
- 睡眠と子どもの健康に関する、一般向けの本
「早起き脳が子どもを伸ばす」 子どもの早起きをすすめる会 編著
(株)けやき出版 042-525-9909 - 「子どもの睡眠」 神山潤 著
(株)めばえ社 03-3579-7851