北陸の冬季うつ病の事例

光療法推進委員会

北陸の冬季うつ病の事例

20代、女性。冬季うつ病。入眠に2時間。投薬、通院はなし。


最近、東京から北陸に転居しましたが、東京とは違って、冬場に晴れる日が極端に少なく、
気分がいつも暗く沈み込んでしまうようになりました。

いろいろ自分であれこれと調べた結果、冬季うつ病ではないかと思い、思い切って高照度照明器具(ブライトライト)を購入して光療法を行いました。そうすると、ほんの数日で効果が現れて、気分が急に楽になり、1,2週間でほぼ完全に克服できました。その効果には正直ビックリしました。

さらに、それに加えて良かったのが、冬季うつ病とは別に、中学生時代から入眠に
2時間くらいかかっていたのが随分と改善したことです。塾通いが始まってから、入眠に
時間がかかるようになっていました。

今、日によって違いますが、ブライトライトを使い始めてから2週間しかたっていないのに、30分くらいで寝られるようになってきています。2時間と30分では大きな違いで、睡眠時間もその分長く確保できて身体がとても元気になっています。もう少し継続して使えば、まだ改善できると感じており、布団に入ると直ぐに眠れるようになることを期待しています。

冬が終わっても、このまま光療法を続けていきたいと思うようになっています。

冬季うつ病にの症例ではありますが、同時に、長年患っていた睡眠障害が改善されたことが示されたおります。実際、光療法は、概日リズムを調整して自律神経に影響を与えますので、このような副次的な効果がえられることも多く報告されています。毎日入眠に2時間かかっていたのが激減していますので、本人にとっては、それだけも大変貴重な改善効果です。

認知症と介護 - 認知症の昼夜逆転・せん妄と光療法 Pagetop

Copyright (C) 2007 (有)オーバー・ザ・トップ All Rights Reserved.